ドイツワインの旅に Let’s go!

 

あなたはドイツワイン好きですか? エ!ビールの方が好き? 確かに本場ドイツビールもうまいけど、ドイツワイン嗜んだワインファンは分かってるでしょうが、ドイツワインというとほとんどが白ワインで、まず平均して、口当たりがやわらかく、それに何と言っても日本食に合うのが多いんだよね。同じヨーロッパ産ワインと言っても、フランス、イタリア、スペインなどと大きく違うのは、ワイン産地として日本の北海道より、さらに緯度的にも北方で北限のところで作られているんです。ギラギラ、サンサンと降り注ぐ太陽光に恵まれ育ったフランス、イタリア、スペインのブドウとは違って、少ない日照時間のもとで育ったドイツブドウ、人間と同じでカラットまっすぐ

に育った人間と苦労苦労のもとで育った人間、あなたはどちらが好きですか? ソウ、ドイツワインはそんな厳しい条件下のブドウからできたワインなので、深みがあるんです、といっても人間は人によっては、あまり苦労し過ぎな故、へそ曲がり人間も居ますがドイツワインは居ないんです。

 

単に我々人間に生きる喜びを与えてくれるワインなんです。それでもドイツ国内の産地によってはのど越しの際、味も幸せ感も違うのです。そんな産地に行き堪能しましょう、Let’s go。まず東京から12時間位のフライトでフランクフルトへ。そこから車でアウトバーン(日本でいう高速道路、但し、無料の上、ほとんど制限速度なし)で小一時間ほどでリュウデスハイムに。そこからラインクルーズ(船下り)に乗り、目の前に見えるぶどう丘陵畑がドイツには13の生産地域があるんですが、その中のラインガウというほんとに素晴らしい銘醸ワインができる地域なんです。なぜかとその斜面のぶどう畑はちょうど南面に向いており、ある面太陽光をいっぱい浴びることがある上に川幅の広いライン川の反射光も当たるんです。ですのでドイツ国内ワイン生産地としては最も適した所でもあり、それ故数々の絶賛ワインができるのです。船から目に入る素晴らしい眺めのぶどう畑や古城を仰ぎ見ながら、ラインガウワインでまずはProsit(乾杯)!